【松山市版】相続した実家の売却方法を不動産会社に相談した事例

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【松山市版】
相続した実家の売却方法を不動産会社に相談した事例

【松山市版】相続した実家の売却方法を不動産会社に相談した事例

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【松山市版】
相続した実家の売却方法を不動産会社に相談した事例

松山市における、相続した実家の売却方法を不動産会社に相談した事例を3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。

1.今治市にお住まいのA様が、
「相続した松山市の実家をリフォームして
売却するか迷った事例」

1.今治市にお住まいのA様が、「相続した松山市の実家をリフォームして売却するか迷った事例」

お客様の相談内容

売却物件 概要

所在地 松山市山西町 種別 一戸建て
建物面積 96.12㎡ 土地面積 167.25㎡
築年数 築56年 成約価格 850万円
間取り 4DK その他

相談にいらしたお客様のプロフィール

今治市にお住まいの60代のお客様です。
A様のお父様がお亡くなりになり、お父様が住まわれていた松山市の古い一戸建てを相続しました。
住む予定がないので売却を検討していますが、老朽化が進んでいたため、リフォームした方が売却しやすいのかと迷われています。

解決したいトラブル・課題

課題
売却予定の実家が老朽化しているので、リフォームしてから売却した方がよいか迷っている。

A様はお父様が一人で住んでいた松山市の実家を相続しましたが、ご実家に移り住む予定はありません。
当初は空き家として保持することも検討しましたが、税金や維持費の負担を考え、売却することに決めました。
しかし、築56年の古さがあり売却が難しいのではないかと考え、リフォームをして買い手を見つけやすくするべきかどうか、迷っています。

不動産会社の探し方・選び方

A様はご実家のある松山市の不動産会社に相談しようとインターネットで探しました。
不動産会社に相談する基準としては、

  • 松山市での不動産売買実績が豊富にある
  • 地域密着で地元の工務店などに深いつながりがある

以上の2点を重視して、相談する不動産会社を決めました。

A様の「トラブル・課題」の解決方法

A様はリフォームしてからの売却をお考えでしたので、不動産を売却する際のリフォームの必要性について説明しました。

1.売却前にリフォームするリスク

実は中古物件を購入する多くの方が「購入後にリフォームを行う」ことを計画しています。比較的安価に建物と土地を購入し、リフォームによって自分の好みに合わせた住宅に仕上げようとする傾向が強いためです。

また、リフォームをしてから売却する場合、以下のようなリスクが考えられます。

  • 売却前にリフォーム資金を用意する必要がある
  • リフォームの内容が買い手のニーズに合っていない可能性がある
  • リフォーム費用を上乗せして売却できるとは限らない

そのため、リフォームしたからといって、必ずしも売却が有利になるわけではありません。

2.売却前にリフォームするメリット

ただし、一概にすべてのケースで売却前のリフォームは不要とはいえず、以下のようなメリットもあります。

  • 中古物件の第一印象がよくなる
  • 買い手がすぐに引っ越して住むことができる
  • 買い手のリフォーム費用を軽減できる

特に中古物件の場合、見た目の第一印象は大切です。
中古物件とはいえ「管理状態が悪い」「室内が不衛生」だと、買い手の購入意欲が失せてしまうケースも多いです。

A様のご実家の場合、築古の物件のためトイレやお風呂などの水回りだけでもリフォームしておくと買い手が見つかりやすいとご提案をしました。

3.結果

A様は水回りだけの最低限のリフォームだけを行い売りに出したところ、約4か月で買い手が見つかり売却することができました。

2.松山市にお住まいのS様が、
「相続した実家の家具や家財の処分を、
専門家に依頼して売却した事例」

2.松山市にお住まいのS様が、「相続した実家の家具や家財の処分を、専門家に依頼して売却した事例」

お客様の相談内容

売却物件 概要

所在地 松山市北久米町 種別 一戸建て
建物面積 97.58㎡ 土地面積 208.63㎡
築年数 54年 成約価格 1,350万円
間取り 4LDK その他

相談にいらしたお客様のプロフィール

松山市にお住まいの50代のお客様です。
S様のお父様がお亡くなりになり、実家である松山市の一戸建てを相続しました。住む予定がないので売却を検討していますが、家具や家財が多く残っている状態です。
どのように売却の手続きを進めたらよいか途方に暮れていました。

解決したいトラブル・課題

課題
相続した実家を売却したいが、実家に残った家具や家財を整理・処分する時間がない。

S様は相続した実家を利用する予定がなく、売却を考えています。
しかし、実家には家具や家財道具がまだ建物内に残されており、残置物の整理と処分にはかなりの時間と労力が必要となります。
S様は仕事が忙しく、また相続人がS様一人だけであるため、整理処分を手伝ってくれる人がいません。そのため、どのように対処すべきか悩んでいます。

相談する不動産会社の探し方・選び方

専門家の意見を求めたいと考えたS様は、不動産会社へ相談することにしました。
その際、

  • 売却だけでなく、家財道具の処分についても相談できること
  • 松山市での不動産売却実績が豊富であること

などの条件を重視して不動産会社を選びました。

S様の「トラブル・課題」の解決方法

実家を相続したものの、家具や家財の整理に悩んでいる方は多くいらっしゃいます。
S様には遺品整理を行わない場合の問題点やその解決策について説明しました。

1.残置物があると仲介での売却は難しい

仲介を通じた不動産売却では、不動産を買い手に引き渡す際には、家の中の残置物を全て片付け、何も残さないのが一般的です。
また、最終的に撤去するとしても、家具や家財道具などの残置物がある状態で物件を「売り」に出しても、買い手は見つかりにくいです。
これは、購入希望者が物件の内覧時に、前の所有者の残置物が残されていると不快な印象を受けるためです。

2.遺品整理が難しい場合の対応策

「手が足りない」「忙しい」などの事情で遺品整理が難しい場合の対応策は2つあります。

  • 不動産会社に買取してもらう
  • 遺品整理の専門業者に依頼する

「不動産会社に買取してもらう」
不動産会社が直接買い取る方法では、残置物がある状態の不動産でも売却は可能です。
しかし、買取になるため、売却価格は市場価格の約6割〜7割程度になることが一般的です。さらに、残置物の撤去費用も売却価格から差し引かれることになります。

「遺品整理の専門業者に依頼する」
仲介での売却をしたいなら、専門業者への依頼が望ましいです。
遺品整理専門業者に依頼すれば、プロによる迅速な整理が期待できます。費用はかかりますが、個人で行うよりも時間や労力を節約できます。

3.結果

検討の結果、仲介での売却を希望したS様は遺品整理業者に依頼することにしました。
残置物の処分をしたのち仲介での売却手続きを行い、3か月後にS様はご実家を売却できました。

3.松山市にお住まいのK様が
「相続した実家を、相場よりも高く売却できた事例」

3.松山市にお住まいのK様が「相続した実家を、相場よりも高く売却できた事例」

お客様の相談内容

相続物件 概要

所在地 松山市ひばりケ丘 種別 一戸建て
建物面積 82.66㎡ 土地面積 147.18㎡
築年数 48年 成約価格 1,100万円
間取り 4DK その他

相談にいらしたお客様のプロフィール

松山市にお住まいの50代のK様は、お母様がお亡くなりになり、実家の一戸建てをお兄様と二人で相続することになりました。
遺言書はなかったので兄弟で話し合い、遺産を均等に分けることで合意しました。均等に分割するためには実家を売却する必要があり、K様はできる限り高額での売却を希望しています。

解決したいトラブル・課題

課題
相続した実家の一戸建てを、できる限り高く売却したい。

相続人であるK様とお兄様は、実家を売却して現金化し、得られた売却益を均等に分けることで合意しています。
できるだけ高い価格で売却したいため、不動産の売却に強い不動産会社に相談することを考えています。

相談する不動産会社の探し方・選び方

K様はできる限り高くご実家を売却したいと考えていました。そのため、売却に強そうな不動産会社を探しました。
ネット検索で不動産会社のサイト見て回り、

  • 取扱実績が豊富にある
  • 高く売却するためのノウハウを持っている

と感じた不動産会社に、まず相談してみようと思い選びました。

K様の「トラブル・課題」の解決方法

K様ご兄弟は、実家をできるだけ高い金額で売却することを望んでいます。
売却価格を高める目的で、売却前にご実家の状態を正確に把握するホームインスペクション(住宅診断)の実施をご提案しました。

1.ホームインスペクションの実施

ホームインスペクションは、住宅診断や建物検査とも呼ばれ、住宅の状態を客観的に診断するものです。住宅の劣化状態、欠陥の有無、改修が必要な箇所、改修の時期、および改修にかかる費用の目安などが含まれます。

主な検査項目は以下になります。

【ホームインスペクションの検査項目】

構造耐力上主要な部分 基礎、内壁、柱、梁、土台など
雨水の侵入を防止する部分 屋根、外壁、開口部など
給排水管路 排水管、給水・給湯管など

目視や計測、動作確認などで建物の状態を確認しています。

2.ホームインスペクションのメリット・デメリット

ホームインスペクション(住宅診断)には、以下のメリットとデメリットがあります。

【ホームインスペクションのメリット・デメリット】

メリット
  • 売却後のトラブル予防
  • 「契約不適合責任」リスクの軽減
  • 物件への付加価値提供と差別化
  • 買主への安心感提供による高価格・迅速な売却
デメリット
  • 実施費用がかかる
  • 瑕疵や不具合発見時は修繕が必要
  • 全ての不具合の特定は困難

建物の状態を売主と買主双方で確認することで、引き渡し後の瑕疵や不具合に関するトラブルを軽減できます。
また、ホームインスペクション済みの物件として売り出すことにより、高価格での早期売却の可能性が高まります。
ただし、ホームインスペクションを実施する場合、買主に対して検査結果の説明義務があり、不適合箇所があれば修繕が必要です。

また、全国宅地建物取引業協会連合会のアンケート調査によると、ホームインスペクションを実施したことで、希望価格で売却できたと回答した人は60%以上とありました。

参考:公益財団法人 全国宅地建物取引業協会連合会|土地・住宅に関する消費者アンケート調査

3.「結果」

K様は検討の結果、ホームインスペクションを実施することにしました。
その後、売却活動を開始してから5か月で買主が見つかり、相場を上回る価格での売却に成功しました。
K様のケースでは相場より高い価格で売却できましたが、ホームインスペクションを実施すれば必ず高く売却できるとは限りません。
物件の状態によって異なりますが、ホームインスペクションを実施することで買主に安心感を提供し、希望価格に近い価格で売却できる可能性が高まるといえます。