不動産を手放す際に、不動産仲介会社を介さなくても売却が可能であることをご存じでしょうか。
実は不動産の売却には、仲介会社に仲介してもらい売却する方法だけではなく、不動産会社に直接買い取ってもらうという方法があるのです。
□不動産買取とは？
不動産買取とは、自ら所有する不動産を、仲介会社を介して他の人に買ってもらうのではなく、買取再販会社といわれる不動産会社に直接買い取ってもらうという不動産の売却方法です。
買取再販会社は買った物件をリフォームやリノベーションをして、買取物件に利益を上乗せして再度販売する会社のことで、リサイクルショップのような業務形態に近いと言えます。
会社による買取には2つの方法があります。
1つめの即時買取はすぐに不動産会社に買い取ってもらう方法のことで、依頼してから双方が合意に至ればすぐに売却できるため、早ければ1週間程度で売れるなど、なるべく早く手放したい方におすすめです。
2つめの買取保証は一定期間仲介による売却活動をしても売れなかった場合に買い取ってもらう方法のことで、期間の設定は自由ですが基本的には3か月を目安にする人が多く、少しでも高く売りたいと考えている人は試してみる価値があります。
□不動産買取のメリットとデメリットとは？
メリットは売却の手間がかからないこと、対応が早いことが挙げられます。
仲介では不特定多数の希望者による内覧がありますが、買取では相手が不動産会社であるためスムーズに売却でき、仲介の手間がないため仲介手数料が発生せず、売却後すぐに現金化できます。
また複雑な手続きは不動産会社が一手に引き受けるため手続きにおける不便がなく、瑕疵担保責任も免責となるため万が一の際でも費用負担が増えたり手続きが増えるということはありません。
松山市周辺で不動産買取をご検討中の方は是非お気軽に当社までお問い合わせください。
デメリットは仲介よりも2，3割安い価格での売却になることと、買取を扱う会社自体が少ないことです。
そもそも買取は仲介に比べてマイナーな方法なので買取に対応していない不動産会社も多いため、仲介と比較して選択肢が少なくなってしまうことに注意しましょう。
また買取は、不動産会社が物件に何らかの手を加えて再販売することが前提の方法のため、売却価格がどうしても低くなってしまうことが多いです。
そのため、そのデメリットを踏まえたうえで、「早く現金化したい」とお考えの方は不動産買取を検討しましょう。
□まとめ
築浅の物件や人気エリアの物件、管理状態のいいマンション、少しでも高く物件を売却したい、といった理由がある場合は仲介を、築年数が古いなど買い手が見つかりにくい物件、すぐにお金が必要な場合、面倒な手間を省きたい場合は買取が適しているでしょう。
