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空き家売却する際にかかる固定資産税はどのくらい?計算方法や例外もご紹介します! Column Detail

親から空き家を相続したのはいいもののまったく使っていない、と管理に頭を抱えている方。
空き家と言っても建物ですから、毎年固定資産税がかかるのをご存知でしょうか。
今回は、空き家にかかる固定資産税について、注意点も併せてご紹介します。


□空き家にはどのくらい固定資産税がかかる?


空き家の固定資産税は例外を除き、通常の人が住んでいる家と同等の固定資産税がかかります。
計算方法は以下の通りです。


・固定資産税 = 土地の固定資産税 + 家の固定資産税


【土地の固定資産税】= 固定資産評価額 × 1.4 パーセント×軽減税率


【家の固定資産税】= 固定資産評価額 × 1.4パーセント


「固定資産評価額」は自治体から送られてくる固定資産税納税通知書の記載を参考にします。
また土地の固定資産税に適用される軽減税率は、「住宅用地の特例」により住宅が建っている土地に対してのみ適用されるので、土地を更地にした場合は除いてください。


例えば家の評価額が500万円、土地の評価額が3,000万円の空き家の場合、固定資産税は17.8万円になります。
計算が難しく感じる場合は、土地のプロである不動産会社に相談してみてください。


しかし、全国に多く存在する空き家の中には、上記の計算方法では通用しないものもあります。
次の章では、最初の方で少し触れた「例外」の空き家について解説します。


□固定資産税が6倍高くなる空き家


日本にある空き家の中で「特定空き家」に指定された場合、その空き家にかかる固定資産税は6倍になります。
前章で紹介した空き家を例にすると49.8万円が固定資産税としてかかり、その費用の差は一目瞭然です。


日本に存在する空き家の数は年々増加しており、中には既に手に負えないほどの状態になっている空き家もあります。
そして国は空き家の増加を少しでも抑えようと、2015年に「空き家等対策の推進に関する特別措置法」を施行しました。


「特定空き家」に指定されるのは、以下のような空き家です。


・そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
・そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態
・適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
・その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態


つまり家が崩れる可能性が明らかであるほど腐食が進んでいたり、周辺の住民や景色に何らかの迷惑をかけたりする空き家を管理人に放置させないためにも、「特定空き家」の制度を設けているのです。


空き家自体の資産価値は年月が経つにつれて下がる一方で、管理費は反比例して上がっていきます。
もし空き家の使い道に迷っているなら、早いうちに売却するのがおすすめです。


□まとめ


空き家にも一般の住宅と同じように、固定資産税がかかります。
不動産は資産価値の額も大きくなりがちなので、固定資産税もそう安い出費ではないでしょう。
さらに「特定空き家」に指定された場合は、固定資産税が6倍に跳ね上がります。


松山市周辺で空き家の管理にお困りの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。
20年以上の豊富な経験と実績を以って、お客様を全力でサポートします。